財産分与金の確実な回収を行った事例

依頼者

60代女性、パート勤務

ご相談内容

元夫と離婚が成立し、離婚に伴う財産分与金は自宅不動産金が予定されていたところ、元夫は浪費癖があり不動産売却金を隠匿又は費消してしまうおそれがあるので、確実に支払ってほしいとのご相談でした。

当事務所の対応と結果

自宅不動産に対して仮差押又は差押手続きを検討しましたが、既に売買契約が締結されており、決済まで時間がなかったため、不動産売買代金債権の一部の譲渡を受け債権譲渡手続きを経た上で、仲介不動産業者との折衝を繰り返し、決済時に買主から直接売買代金を受領することで財産分与金を確実に確保しました。

この記事を書いた人 弁護士 大澤美穂子

2005 年 10 月弁護士登録(第二東京弁護士会所属)
クラース東京法律事務所代表弁護士
企業法務、一般民事、離婚などの家事事件、高齢者問題(成年後見、遺言、相続)など広く取り扱い、クライアントのニーズに合った最適な解決方法を目指している。

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