弁護士インタビュー
目次
Q: 離婚の相談、中でもお金の問題の相談実績が豊富とのことですが、どのような相談が多いのですか。
一番多いのは財産分与に関するご相談です。財産分与は法的論点も多く複雑になりやすいのが特徴です。また、婚姻期間が長くなると金額的にも大きくなりますので、ご相談者様の関心が高いところです。
次に多いのは、生活費(養育費や婚姻費用)のご相談です。裁判所から公開されている算定表がありますので、ある程度の目安は想定できるかと思いますが、住宅ローンやその他費用を負担している場合に具体的な金額がどうなるかなどをご相談される方もいらっしゃいます。あとは慰謝料に関するご相談は離婚とともに頂いたり、又は離婚とは別にご相談いただいたりすることも少なくありません。年金分割についても制度自体のご案内を含め必ずお話するようにしています。
Q: 相談者の男女比率はどのくらいですか。また、相談者の方とどう向き合うかなど、先生の離婚問題に対する取り組みの理念があればお教えください。
ご相談者の男女比はちょうど半々ですね。事前に当ホームページをご覧になり、どんな事務所なのかをイメージされた上でご来所される方が多く感じます。
どんな法律問題もそうですが、特に離婚問題は、ご相談者の今後の人生に大きく影響する事案ですので、必ずご相談者が一番大事にされているものは何かを見極めた上で、手続き方針を立てるようにしています。そのためには、一見法律問題とは関係がないと思われる事項も確認させていただくこともあります。
また、せっかく貴重なお時間を割いてご相談に来ていただいているので、どんなご相談も全力でお聞きし、今後の予測や見立てをなるべくはっきりとお伝えしています。色々な方法、可能性等をご案内した上で、最後はご自身の人生をどうされるかをご自身で決めていただくのですが、そのサポートをして最後まで寄り添って解決まで見届ける、というスタンスです。
Q: 大手町などのビジネス街も近いので近隣にお勤めの方の相談も多いとのことですが、忙しいビジネスマン・ビジネスウーマンの方に対して配慮している点などあればお教えください。
当事務所の営業時間は午前9時00分から午後6時までですが、お勤めの方は日中ご相談が難しい場合もありますので、ご予約をいただければお仕事帰り(午後6時以降)もご相談可能です。また、お昼休みにお仕事を抜けてご相談される方もいらっしゃいますので、ご相談時間はフレキシブルに対応しています。
Q: 離婚調停・訴訟に注力しているとのことですが、離婚手続きの相談から始まって、離婚調停・訴訟まで行くケースと離婚調停・訴訟から依頼される依頼者の方の両方があるのでしょうか。
はい、両方あります。ご相談から始まる方が多い印象ですが、例えば交渉段階ではご本人同士で行っていたけれども、調停・訴訟になるのでここから依頼される、という方もいらっしゃいます。他の弁護士に交渉を依頼していたけれども調停・訴訟からは別の弁護士を考えたい、ということでご依頼される方もいらっしゃいます。
Q: 最後にこちらのホームページを見て、御事務所に相談しようと考えている方にメッセージがございましたら、一言お願いします。
ありがとうございます。当事務所は小さな事務所ですが、その分お客様との距離が近く、何でもお話いただけることや、個々のお客様のニーズに沿った方法を取り得ることがメリットだと思います。相談して良かった、のお声をいただけるよう今後も尽力致します。
離婚問題で悩まれている方は、是非一度ご連絡ください。きっとお力になれると思います。